子どもたちの今置かれている環境は、実際に好ましいとは言えず、いろんなストレスにさらされていると思います。わんぱく道場の合気道は、一番に子どもたちが自分の本来の姿でのびのびできることを目指しています。
その上で、武道を学ぶ時に必要な礼儀を身につけていきます。毎回の稽古でいろんな子どもたちと触れあうことで、お互いを知り社会性も身につきます。
合気道の稽古は、攻撃をする人、技をかけて投げる人が決まっています。攻撃をした人は受身をとります。お互いに投げたり、投げられたりすることで、思いや りも出てきます。子どもたちもいつかは大人になります。小さいうちから身についたことは、一生の宝物になると思います。
実際に、道場に通ってきている子どもたちは、引っ込み思案だったり、暴れん坊だったりしてお母さん方が手を焼いていられる方もいました。でも、喜んで道場に通い、日に日に様子が変わっていき、その成長を感じることができます。
指導している道場長は23年間保育士をしていた女性です。また、道場は、天井が4mある20畳のアットホームな道場なので、ぜひ、一度見学にいらしてください。
合気道の内容は、普通の道場と同じで、相手の力を利用して技をかけます。高城道場の特徴は、呼吸法に重点を置いているところです。
子どもたちだけでなく、大人の置かれている社会も様々なストレスに溢れています。そのストレス解消をして健康を手に入れましょう。
また、女性だけではないですが、残念なことに危険な場面に出くわす機会も多くなっています。合気道は護身にもなります。実際に、高城道場の道場長も若い時に痴漢を投げたことがあります。
武道としての礼儀・作法は、日本が長年培ってきた所作・動作が伝統的にあります。これを行うことによって、姿勢も良くなり、また、呼吸法を活用 しながら、全身を動かしますので、有効な有酸素運動にもなります。このことによって、アンチエイジングや美容などにも効果があります。
相手の力を利用して投げるためには、相手の攻撃を瞬間で受け止める必要があります。それをやはり瞬時に捌くことで相手の体勢を崩し、投げることができます。これを極めるといわゆる刹那に全てが入ります。日々の稽古によって、体現していきます。
合気道は和合の武道と言われています。どんなに強くなっても、現実の社会に生きる上で役立つことができなければ、意味がありません。相手との気を合わせる力をつけ、実際の社会生活でも和合の力を生かすことがこの武道の学びの意味があるといえます。
興味を持った方は、ぜひ、道場にいらしてください。